「ビタミンEを摂ると着床しやすくなる?」「妊活中に摂取すべきビタミンEの量はどれくらい?」
この記事では、こうした疑問やお悩みを解消するためにビタミンEが妊活に与える効果や影響をご紹介していきます。
ビタミンEは女性ホルモンの作用をサポートし、子宮内の環境を整える効果が期待できる栄養素です。1日あたりの摂取目安は成人女性で6.0mg程度とされています。
ビタミンEは子宮内膜症の改善にも役立つ栄養素と考えられているため、できるだけ日々の食事の中で自然由来のビタミンEを摂るよう心掛けましょう。
本文内では、妊活とビタミンEに関連したよくある質問にも答えていますので、ぜひ参考にしてみてください。
「着床しやすい身体を目指したい」「卵子の質を上げたい」
こうした望みを叶えるためには体内の酸化ストレスを抑えることが重要です。
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妊活におけるビタミンEの効果|着床しやすくなる理由とは
まずは妊活におけるビタミンEの役割や効果から見ていきましょう。
ビタミンEを摂取すると着床しやすくなると言われている理由も解説していますのでご覧ください。
ビタミンEが妊活に与える効果
ビタミンEは脂質の酸化を抑える力を持つ脂溶性ビタミンの一種です。
また、血栓の予防や悪玉コレステロールの抑制といった役割もあります。
ビタミンEには抗酸化作用がありますので、子宮や卵巣の老化を予防してくれます。(質の高い卵子になる)
ビタミンEは血行を促進する働きがあります。また、これらのビタミンは抗酸化ビタミンともよばれ、体内に発生する活性酸素を消去し、がん予防にも働きます。
引用:農林水産省HP|ビタミンと食物繊維
ご覧の通り、ビタミンEに血行促進効果・抗酸化作用があることは、食材・食品などを管轄する農林水産省でも認められている事実です。
さらに女性ホルモン(エストロゲン)の働きを助ける効果もあるため、妊活中には必須の栄養素と言えます。
なお、以下の動画ではビタミンEの効果を分かりやすく解説していますのでご覧になってみてください。
- 子宮内膜症により卵管や骨盤に血液が溜まると「酸化」が起きてしまう(卵子の老化)
- 酸化を防ぐためには「抗酸化作用」のある食事・栄養が必要
- ビタミンEは子宮内膜症の改善効果が期待できる
ちなみにビタミンEは「精子の質」も高めてくれますので、パートナーと共に摂取してみてください。
ビタミンEによって着床しやすくなる理由
ビタミンEを摂取すると着床しやすくなると言われている理由は2つです。
- 子宮内・子宮周りの血流が改善される
- 結果として子宮内膜が厚くなる
受精卵が着床するためには子宮内膜に一定の厚さが求められます。
一般的に着床しやすい子宮内膜の厚さは平均して10mm前後(8~12mm程度)です。
子宮内膜を厚くするには女性ホルモン(エストロゲン)の分泌と十分な血液(栄養)が必要となりますので、その観点から考えてもビタミンEは効果的な栄養素と言えるのです。
こちらに関しては以下の動画で詳しく説明していますので、ぜひご覧になってみてください。
- ビタミンEを摂取することで血流が改善される
- オーソモレキュラー栄養医学の観点からは血液の質も重要であることが分かる
- 血液中の「アルブミン」や「ヘモグロビン」の量を意識する
正常な血液循環をおこなうためには血液の中に含まれるアルブミンやヘモグロビンの量も大切になってきます。
アルブミンとヘモグロビンはタンパク質・鉄分を摂ることで補われますので、ビタミンEと共に摂取してみてください。
ビタミンEを多く含む食材
妊活に役立つ栄養素であるビタミンEは以下のような食材に多く含まれています。
- ナッツ類(アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピーナッツなど)
- 植物油類(オリーブオイル、ベニバナ油、ひまわり油など)
- 野菜類(ブロッコリー、ほうれん草など)
ビタミンEが特に多く含まれているのはアーモンド(ビタミンE含有量30mg程度/100g)です。
また、植物性油の中でビタミンE含有量が多いのはオリーブオイルです。(大さじ1杯あたり約1.1mgのビタミンEが摂れる)
このように日々の食事の中でもビタミンEは摂れますので、ぜひ意識的にビタミンEが多い食材を選んでみてください。
参考:カゴメ|オリーブオイルなど、野菜料理と摂りたい植物油の特徴や保存法
「着床しやすい身体を目指したい」「卵子の質を上げたい」
こうした望みを叶えるためには体内の酸化ストレスを抑えることが重要です。
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妊活中・不妊治療中にビタミンEを摂取する際によくある質問
ここではビタミンEを摂取する際によくある質問をまとめました。
妊活中・不妊治療中の方が気になるビタミンEに関する疑問を解消していきますのでご覧ください。
妊活中はどれくらいのビタミンEを摂取すれば良い?
厚生労働省「日本人の食事摂取基準 2020年版」を参考にすると、成人女性におけるビタミンEの摂取目安は「6.0mg」となっています。
平成 28 年国民健康・栄養調査における性別及び年齢区分ごとの摂取量の中央値を加重平均した値を丸め、男性 6.5 mg/日、女性 6.0 mg/日を目安量とした。
引用:日本人の食事摂取基準(2020 年版)|③ビタミンE 目安量の策定方法 成人(目安量)
もちろん体格や体重によって若干の差はあるものの、1日6.0mg前後と捉えれば問題ないと言えるでしょう。
妊活中にビタミンEは摂り過ぎるとどうなる?
ビタミンEは脂溶性ビタミンの一種です。
そのため、摂取量が多くなると身体の中に蓄積されていきます。
ビタミンEを過剰摂取すると「骨粗しょう症」「血液が止まりにくくなる」といった症状が現れる可能性があると考えられていますが、普段の食事だけでビタミンEを摂り過ぎることは基本的にありません。
また、厚生労働省の情報を参考にすれば「ビタミンEの過剰摂取と骨粗しょう症の関連性については裏付けがない」とされています。
過剰量のビタミン E と骨粗鬆症の関連を示す報告があったが、動物実験データであり、臨床データの裏付けがないことから、考慮しなかった。
引用:厚生労働省HP|日本人の食事摂取基準(2020 年版)
とはいえ、どんな栄養素でも摂り過ぎは身体によくないため、適度な摂取量を意識しましょう。
ビタミンEが子宮内膜に与える効果や影響は?
ビタミンEが子宮内膜に与える効果としては「血流を良くする」「子宮内膜を正常な厚さにする」の2つが挙げられます。
子宮や卵巣周りの毛細血管まで血液が循環されるようになれば、自然と子宮内の環境や卵子の質が向上するものと考えられます。
妊娠初期(妊娠中)におけるビタミンEの摂取上限は?
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」によれば、妊婦が1日に摂取するビタミンEの目安量は「6.5mg」となっています。
なお、出産後の授乳期におけるビタミンEの摂取目安量は少し上がって「7.0mg」です。
上限量については650~700mg(18歳~64歳・女性)とされていますが、普通の食事でこれほどのビタミンEを摂取することはまずないと言えるでしょう。
着床しやすい身体づくりをサポートするファンクショナルマッサージ治療室
妊娠しやすい身体づくり、着床しやすい子宮環境を目指したい方はファンクショナルマッサージ治療室までご相談ください。
当院は神奈川県茅ケ崎市を中心に5店舗を構える不妊専門の鍼灸院です。
これまでに妊活をサポートしてきた人数は6,000人以上、40代女性の妊娠率は8割を超える結果となっています。
ファンクショナルマッサージ治療室の実績や実例
こちらは当院に通われている方の年代別・妊娠率をまとめた表です。
ご覧の通り、20代~30代前半までのご懐妊率は9割を超え、30代後半~40代以上でもご懐妊率は平均して8割を超えます。
また、過去には51歳でご懐妊された方もいますので、これまでに様々な不妊治療をおこなっても良い結果が出なかったという方はぜひ一度ご来院ください。
ファンクショナルマッサージ治療室の妊活お悩み相談会
当院では「場所が遠くて通院できない」「妊活の方法を教えてほしい」といったご要望に応えるため、どこに住んでいる方でも気軽に参加できる妊活お悩み相談会を実施しています。
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なお、こちらの相談会は参加費が無料です。
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参加方法は「LINE友だち登録」⇒「参加したい日時を選択」⇒「当日に指定URLへアクセス(参加)」といった流れです。
まずは妊活お悩み相談会の内容が知りたいという方は、以下のページをご覧になってみてください。
女性スタッフ多数在籍で安心のファンクショナルマッサージ治療室
「ビタミンEを摂ると着床しやすくなるのか?」という疑問をテーマにしながら、妊娠のしやすさとビタミンEの関係性を解説してきました。
- ビタミンEには血流改善効果がある
- 子宮・卵巣周りに血液(栄養)がいきわたりやすくなる
- 子宮内膜を着床しやすい状態にする効果が期待できる
ファンクショナルマッサージ治療室ではこうした妊活に役立つ情報を提供しながら、整体・マッサージ・鍼灸などの施術をおこなっています。
なお、各院には女性スタッフが数多く在籍していますので、おひとりでも安心してご来院いただけます。
妊活中で何かお悩みや知りたいことがある方は、ぜひ当院またはオンラインお悩み相談会をご利用ください。